5月病に負けない!新入社員に贈る3つの仕事術
<あらすじ>
・早く帰るために一生懸命になる!
・ボタンを探す!
・後回しにした仕事はモンスターとなる!
<あらすじここまで>
こんにちは。私もフツーの会社員です。
新入社員の方が会社と理想のギャップに悩む5月。
とりあえずは仕事に振り回されずしっかりと自分の時間を確保して、
ダラダラするなり、他の活動をするなりして会社に埋没しないように
しましょう!
そうそう、一つ大事なことをお伝えしておきます。
それは『他人はそれほど自分を見ていない』という事です。
昔、私の会社に「私は新入社員の一年間は絶対に有休をとりません!」といって
実際に皆勤した子がいました。ふと飲み会で思い出したので数年ぶりにその話を
してみましたが、「そうだっけ?」という具合にだーれも覚えていませんでした。
勿論、評価があがるわけでもありません。
新人のうちは多少他の人に比べて見られている感覚はあるかもしれませんが、
それはあなたではなく、新人という新たな隣人に対する興味でしかありません。
特に危害のない対象だと認識されれば、世話好きの人以外は特に目もくれなくなります。もし何か遠慮したり我慢したりしていたら、それほど気にすることはありません。
■早く帰るために一生懸命になる!
会社がサビ残の多い風土の場合、どうしても周りに流されて自分も残ってしまいがちです。でも、拘束時間が長くなればなるほど、人間ダラダラしがちです。
まるで日中、一生懸命でない事を残業することで埋めているように。
日中手を抜いている+残業する=プラマイゼロ
です。逆に
日中一生懸命やる+残業しない=プラマイゼロ
と考えるコトも出来ると思いませんか?
一生懸命やることと、早く帰ることは訓練が必要です。
自分自身に勇気と、自信を持って「帰ります!」と言えるように
仕事をしましょう。ただし、誰も見ていないからと思って外回り中にサボって、
上司の前だけで忙しく一生懸命やるふりをするのだけはやめましょう。
自分の仕事に誠実でなければ、人生や性格まで歪んでいきます。
■ボタンを探す!
会社や、客先は目に見えないボタンで一杯です。
宝探しのように、少しずつ探していきましょう。
正規のルートで断られたお願いも、上司や本部経由なら叶う事があります。
逆に、心を尽くしたお願いは聞いても上からの指示には絶対に従わないプライドを持った人もいます。ボタンとは、自分が望むプロセスや人を動かすきっかけです。
「あれ?ここを押すとここが開くの?」という変なボタンが会社には
たくさんあります。正当な主張ばかりして自分が無力だと嘆くより、ボタンを探す努力をしましょう。
もちろん関わって、助けてくれた人へのお礼は忘れずに。
■後回しにした仕事はモンスターとなる!
時間管理のマトリックスという有名な表があります。
仕事を【緊急】と【重要】で振り分け、4つのパターンに分類したものです。
①緊急かつ重要な仕事
②緊急でないが重要な仕事
③緊急だが重要でない仕事
④緊急でなく、重要でない仕事
この中で最も重要なのが②緊急でないが重要な仕事です。
①の緊急かつ重要な仕事は、何もいうことはありません。やりましょう。
③④の重要でない仕事は、可能な限り辞める努力をしましょう。これもそんなに難しくないはずです。
しかし、①の緊急かつ重要な仕事が多すぎて②の緊急でないが重要な仕事に手が回らない!そう思っている方が多いのでは無いでしょうか。
しかし、いつかその悪循環の連鎖は断ち切らねば、いつまでたっても仕事に振り回されてしまいます。
そう、②緊急でないが重要な仕事は、いつかやろうと後回しにしているうちに①の緊急かつ重要な仕事というモンスターにクラスチェンジしてしまうのです。
②の間は片手間に出来るぴよぴよヒヨコだったものが、いつの間にか凶悪なドラゴンになっていたら。。。!もう片手間で相手は出来ません。
涼しい顔でサクサク仕事をしている人の多くは、②の緊急でないが重要な仕事を重点的にこなしているのです。①の緊急かつ重要な仕事をやっている事に生きている充実感を得ているなら話は別ですが、①の合間に無理してでも②を少しずつ片付けていく事。それが最も重要です。
それでは。